Osmo Pocket 3 レビュー:手のひらサイズの本格派カメラ、その実力とは?

Osmo Pocket 3 カメラ
  1. Vlog時代の理想型カメラが登場
  2. Osmo Pocket 3の魅力とは?
    1. 大きな1インチセンサーが生む美しい映像
    2. ジンバル内蔵で手ブレ知らずの安定感
    3. 起動も撮影も一瞬でOK
  3. どんな撮影に向いている?おすすめシーンを紹介
  4. 購入するべきか?答え:こんな人におすすめ!
  5. Osmo Pocket 3 実際の使用感とレビュー集:買ってよかった人のリアルな声
    1. 使用者が語る「買ってよかった」ポイント
      1. 高評価ポイント①:驚きの画質と夜間性能
      2. 高評価ポイント②:ジンバルによる手ブレ補正の安定感
      3. 高評価ポイント③:すぐ撮影できる手軽さとコンパクト性
    2. 一部で指摘される気になるポイント
      1. 気になる点①:バッテリーの持ち時間
      2. 気になる点②:衝撃に弱い構造
      3. 気になる点③:ズーム機能の弱さ
    3. どんなユーザーが満足しているのか?
      1. VlogやSNS動画をよく撮る人
      2. 旅行やお出かけで日常を記録したい人
      3. 撮影に不慣れでも本格的な映像を撮ってみたい人
    4. 総合評価とおすすめ度
  6. Osmo Pocket 3と他のカメラ、どれがいい? 〜比較してわかる選び方のコツ〜
    1. 選択肢が多い今こそ、違いを知ることが大切
    2. Osmo Pocket 3 vs スマートフォン
      1. 結論:スマホでは満足できない人に、Osmo Pocket 3は価値がある!
    3. Osmo Pocket 3 vs GoPro HERO13 / Insta360
      1. 激しい動きにはGoPro、静かに“魅せる”動画にはOsmo Pocket 3
    4. Osmo Pocket 3 vs 一眼レフ・ミラーレスカメラ
      1. 本格的な映像美には一眼だが、持ち運びやすさでは圧倒的にOsmo Pocket 3
    5. どんな人にOsmo Pocket 3が最適か?
      1. 初心者だけど、映像美には妥協したくない人
      2. 家族や旅行の思い出を動画で残したい人
      3. 一眼の補完用サブカメラが欲しい中〜上級者
      4. 撮影・編集が難しいと感じていたVlog初心者
    6. 最終判断のポイントまとめ:どれを選ぶ?
    7. Osmo Pocket 3は「手軽さと映像美」のどちらも欲しい人の最適解
  7. Osmo Pocket 3を120%使いこなす!撮影テクニック&おすすめアクセサリー完全ガイド
    1. 買っただけではもったいない!
    2. 撮影テクニック編:初心者でもすぐに使える実践ワザ
      1. 手ブレを抑える歩き方:忍者歩き+ゆっくりパン
      2. タッチ操作でフォーカスを固定:AFシングルモードを使う
      3. 夜景や夕焼けは「低照度モード+ノーマル画質」で
      4. タイムラプス&スローモーションを効果的に
    3. アクセサリー編:あると便利!おすすめ周辺機器ベスト7
      1. DJI Mic 2(無線マイク)
      2. バッテリーハンドル
      3. Osmo ミニ三脚
      4. 広角レンズ(磁気着脱式)
      5. NDフィルター&ブラックミストフィルター
      6. 専用キャリングケース
      7. microSDカード(推奨512GB)
  8. アプリ連携でさらに便利に!DJI MimoとLightCutの使い方
    1. DJI Mimo
    2. LightCut(DJI推奨編集アプリ)
  9. 少しの工夫とアクセサリーで、Osmo Pocket 3は“無敵”になる
  10. Osmo Pocket 3は買いなのか? 〜価格・競合・長所短所から徹底判断〜
    1. 買い物に失敗しないために
    2. 価格について:高い?安い?
      1. ● 標準版:およそ 74,000円〜80,000円
      2. ● クリエイターコンボ:約 95,000円〜105,000円
    3. 競合との違い:なぜOsmo Pocket 3を選ぶのか?
    4. 長所と短所を徹底比較
      1. 長所(メリット)
      2. 短所(デメリット)
    5. こんな人には「買い」
    6. こんな人は別の機種も検討を
    7. Osmo Pocket 3は「生活の記録を作品に変える」1台

Vlog時代の理想型カメラが登場

カメラや動画撮影に関心のある人なら、いま話題の「Osmo Pocket 3(オズモ ポケット スリー)」という名前を耳にしたことがあるかもしれません。2023年10月にDJIから発売されたこの小型カメラは、手のひらサイズにもかかわらず、1インチの大型センサーを搭載し、驚くほど高画質な4K動画を撮影できることで注目を集めています。

「ジンバル」というカメラの揺れを補正する仕組みを内蔵しているため、手ブレを極限まで抑えたスムーズな動画を簡単に撮影できます。この機能がどれほどすごいかというと、歩きながら撮っても、まるでカメラマンが手持ちではなくレールやドローンを使って撮ったような、なめらかな映像に仕上がるほどです。

そんなOsmo Pocket 3は、果たしてどんな人におすすめで、どんな撮影に向いているのでしょうか? 実際のレビューや使用感を交えながら、20代〜50代の幅広いユーザーに向けて、中学生にもわかるやさしい言葉で詳しく紹介していきます。

Osmo Pocket 3の魅力とは?

大きな1インチセンサーが生む美しい映像

まず注目したいのが「1インチCMOSセンサー」の存在です。これは、カメラが光を受け取る“目”にあたる部分で、スマートフォンよりはるかに大きいため、より多くの光を取り込み、暗い場所でもノイズの少ないきれいな映像が撮れます。特に夜景やキャンプ、イルミネーションといった暗所での撮影では、スマホとは比較にならないほど自然な色合いや細部の表現力を感じられます。

ジンバル内蔵で手ブレ知らずの安定感

手ブレ補正機能は、多くのスマートフォンやアクションカメラにも搭載されていますが、Osmo Pocket 3は“物理的”にカメラ自体を動かしてブレを防ぐ「3軸メカニカルジンバル」を搭載。これはまるでカメラが宙に浮いているような感覚で、歩きながらでも走りながらでも驚くほど安定した映像を得ることができます。

旅行やお出かけで街を散策するシーンや、子どもやペットを追いかけながらの撮影、さらにはVlogや商品レビュー動画の収録にもぴったりです。

起動も撮影も一瞬でOK

撮影したいと思った瞬間にすぐ撮れるかどうかは、意外と重要なポイント。Osmo Pocket 3はモニターを回転させるだけで電源がオンになり、すぐに撮影が可能です。シャッターチャンスを逃さないスピード感は、思い出をその場でしっかり記録したい人にとって大きな魅力です。

どんな撮影に向いている?おすすめシーンを紹介

Osmo Pocket 3は、その軽量さと高画質、ジンバルによる手ブレ補正の強さから、以下のような撮影シーンに特に向いています。

  • 旅行やお出かけの思い出を記録:街歩きや風景撮影、観光スポットの紹介など
  • 子どもやペットの自然な表情を撮影:ローアングル撮影も得意
  • VlogやYouTube撮影:手持ちでも安定した画角で自撮り可能
  • パーティーやイベント記録:動きのあるシーンでもスムーズ
  • タイムラプス・スローモーション動画:アート性の高い演出も簡単に

また「ActiveTrack」機能を使えば、被写体(人物など)を自動で追いかけることができ、画面から外れにくくなるので、ひとりでの撮影でも安心です。

購入するべきか?答え:こんな人におすすめ!

価格帯は約74,000〜105,000円(2025年5月時点)とやや高めではありますが、それだけの価値があるかどうかは「何を撮るか」によって変わってきます。以下のような人には特におすすめです。

  • スマホでは満足できない画質を求める人
  • 手ブレのない動画を手軽に撮りたい人
  • 旅行や日常の思い出をしっかり記録したい人
  • 動画撮影初心者だけど、高性能な機材に挑戦したい人
  • VlogやSNS投稿用に高品質な映像を求めている人

逆に、「耐衝撃性や防水性を重視したい」「激しいスポーツ撮影がメイン」という方には、GoProシリーズやInsta360などのアクションカメラが向いています。

Osmo Pocket 3 実際の使用感とレビュー集:買ってよかった人のリアルな声

使用者が語る「買ってよかった」ポイント

Osmo Pocket 3は、ただの小型カメラではありません。実際に使ってみた人たちは、「こんなに手軽にきれいな映像が撮れるなんて!」とその完成度に驚いています。ここではレビューサイトや口コミ、実使用者の声をもとに、具体的にどんなところに満足しているのかを掘り下げていきます。

高評価ポイント①:驚きの画質と夜間性能

「1インチセンサーってこんなに違うの?」という声が多く見られます。とくにスマホと比べて夜間や薄暗い室内での映像がクリアで、色もしっかり出ているという評価が目立ちました。

「イルミネーション撮影で、スマホだと真っ黒になる場面でもOsmo Pocket 3はしっかり写って感動した」(40代男性・家族旅行で使用)

また、日中の撮影でもダイナミックレンジが広く、空の青さや木々の緑、人物の肌の色などが自然に表現できるといった点でも好評です。

高評価ポイント②:ジンバルによる手ブレ補正の安定感

3軸ジンバルの恩恵で、歩きながら撮影しても画面がグラグラしないというのが、レビューでも非常に高評価です。

「普通に歩いて撮るだけで、プロが撮ったような安定した映像になる」(30代女性・Vlog撮影)

このおかげで、初心者でも本格的なVlogや商品紹介動画が簡単に撮れると感じる人が多いです。

高評価ポイント③:すぐ撮影できる手軽さとコンパクト性

「旅行のときにポケットからサッと出してすぐ撮れる」「スマホより軽くて持ちやすい」といった声も多数。起動の早さや操作の直感性も好評です。

「娘の運動会で撮ろうとしたら、電源入れてすぐ録画開始できて助かった」(50代男性・家族行事)

また、タッチパネルが大きくなったことで操作もわかりやすく、年齢層を問わず使いやすいという点も魅力です。

一部で指摘される気になるポイント

高評価ばかりではなく、改善してほしいという声も一部見られます。ここでは、購入前に知っておくべき「惜しい点」も紹介します。

気になる点①:バッテリーの持ち時間

連続使用で約2時間弱と、決して長時間ではありません。特に長めの撮影や旅行先での使用では、モバイルバッテリーとの併用が前提となる場面もあります。

「映像がきれいなのは嬉しいけど、1日フルで撮るなら充電が足りない」(20代男性・アウトドア使用)

気になる点②:衝撃に弱い構造

ジンバル機構は非常に繊細なため、誤って落とすと壊れるリスクがあります。アクションカメラのように「雑に扱える」タイプではないという点に注意が必要です。

「子どもに渡すにはちょっと怖い。ジンバル部分は慎重に扱うべき」(30代女性・家族動画撮影)

気になる点③:ズーム機能の弱さ

デジタルズームは搭載されていますが、光学ズームではないため、ズームすると画質が劣化しやすいという声もあります。

「遠くの被写体をアップで撮るには向かない」(40代男性・運動会撮影)

どんなユーザーが満足しているのか?

Osmo Pocket 3を使って「買ってよかった!」と感じている人の共通点には、いくつかの傾向があります。

VlogやSNS動画をよく撮る人

→ ブレのない滑らかな映像とコンパクトさが抜群の相性。

旅行やお出かけで日常を記録したい人

→ 軽くてすぐ使えるので、気軽に思い出を残せる。

撮影に不慣れでも本格的な映像を撮ってみたい人

→ 自動フォーカスや追尾機能、AI編集で手間がかからない。

一方で、長時間撮影やアウトドアの激しい環境での使用を考えている人、またズームを多用したい人にはやや向かない側面もあります。

総合評価とおすすめ度

総合評価:★★★★★(4.5/5.0)

項目評価
画質★★★★★
手ブレ補正★★★★★
操作性★★★★☆
バッテリー★★★☆☆
携帯性★★★★★
耐久性★★★☆☆

Osmo Pocket 3は、日常や旅先の「大切な瞬間を高画質・安定した映像で残したい」人にとって、非常に優秀なツールです。特にVlog初心者や家族の成長記録を残したい親世代には、自信をもっておすすめできます。

Osmo Pocket 3と他のカメラ、どれがいい? 〜比較してわかる選び方のコツ〜

選択肢が多い今こそ、違いを知ることが大切

カメラ選びってむずかしいですよね。

「スマホでも十分なんじゃないの?」
「GoProとかアクションカメラと何が違うの?」
「Osmo Pocket 3って高いけど、それだけの価値あるの?」

そんな疑問に答えるために、ここではOsmo Pocket 3と「スマートフォンカメラ」「GoPro」「Insta360」「一眼レフ・ミラーレス」など、よく比較される撮影機器たちとの違いを、わかりやすく比べながら整理していきます。

Osmo Pocket 3 vs スマートフォン

結論:スマホでは満足できない人に、Osmo Pocket 3は価値がある!

スマホのカメラは年々進化しています。iPhone 15 ProやGalaxy S24 Ultraなどは、夜景もポートレートもなかなかの実力です。しかし「動画撮影」に限ると、次のような差が明確になります。

項目スマホカメラOsmo Pocket 3
手ブレ補正電子的物理的(ジンバル)で圧倒的に滑らか
起動速度やや遅め(アプリ起動が必要)画面を回転するだけですぐ録画開始
熱暴走・発熱長時間で発生しやすい発熱しにくく、安定動作
暗所撮影ノイズが目立つことも明るく鮮明、1型センサーの力
ズームデジタル/光学デジタルのみ(やや弱い)
操作性多機能だけど複雑シンプルで直感的、録画ボタン一発

特に、夜の撮影や歩きながらのVlogでは、スマホでは不安定になりがちですが、Osmo Pocket 3ならまるで「映画のワンシーン」のようなスムーズな映像に仕上がります。

Osmo Pocket 3 vs GoPro HERO13 / Insta360

激しい動きにはGoPro、静かに“魅せる”動画にはOsmo Pocket 3

アクションカメラといえばGoPro。360度映像といえばInsta360。これらとOsmo Pocket 3の違いは「用途」と「表現スタイル」にあります。

項目GoPro / Insta360Osmo Pocket 3
防水・耐衝撃◎(そのまま水中OK)△(防水ケース必要、衝撃に弱い)
超広角◎(GoProは視野が広い)◯(広角だが自然な画角)
暗所性能△(ノイズ出やすい)◎(1型センサーで優秀)
手ブレ補正◯(電子)◎(ジンバルが圧倒的)
操作性◯(カスタム性あり)◎(直感的で誰でも扱える)
画質の奥行き△(色が派手め)◎(自然で編集耐性高い)
音質△(マイク性能にばらつき)◎(内蔵でもかなりクリア)

アクションカメラはスポーツやスキー、サーフィン、登山などの「動きの激しいシーン」に適しています。一方、Osmo Pocket 3はVlog、旅行記、日常の記録、イベント撮影など「しっかり見せたい・残したい映像」にぴったりです。

Osmo Pocket 3 vs 一眼レフ・ミラーレスカメラ

本格的な映像美には一眼だが、持ち運びやすさでは圧倒的にOsmo Pocket 3

「映像クリエイターを目指したい!」「映画のような作品を作りたい!」という人が最初に考えるのが一眼レフやミラーレス。たしかに映像美では群を抜いています。

ただし問題は…

  • 大きくて重い
  • セットアップに時間がかかる
  • 手ブレ補正には三脚かジンバルが必要
  • 撮影のたびに設定を調整する手間

と、カジュアルに「家族旅行」や「日常の記録」で使うには、正直オーバースペックなことも多いです。

項目一眼カメラOsmo Pocket 3
画質◎(レンズにより自由自在)◎(小型カメラとしてはトップ)
サイズ✕(バッグ1つ必要)◎(ポケットに入る)
起動時間✕(10秒〜)◎(2秒)
ブレ対策△(別売ジンバル必須)◎(内蔵ジンバル)
操作性△(知識が必要)◎(初心者でも直感操作)

「こだわりの表現」は一眼で。「まずは楽しく撮ってみたい」はOsmo Pocket 3が正解です。

どんな人にOsmo Pocket 3が最適か?

初心者だけど、映像美には妥協したくない人

→ 撮るだけで高画質、設定いらず

家族や旅行の思い出を動画で残したい人

→ 撮りたいときにすぐ撮れる

一眼の補完用サブカメラが欲しい中〜上級者

→ 機動力と手軽さで最高の“サブ機”に

撮影・編集が難しいと感じていたVlog初心者

→ MimoアプリのAI編集で誰でも動画クリエイターに

最終判断のポイントまとめ:どれを選ぶ?

あなたの撮影スタイル最適な選択肢
手軽に日常・旅行を撮影したい✅ Osmo Pocket 3
激しいスポーツ・アウトドアが中心GoPro / Insta360
写真も動画も作品レベルにしたい一眼レフ / ミラーレス
スマホでは物足りないが難しいのは苦手✅ Osmo Pocket 3
編集もしたいが自信がない✅ Osmo Pocket 3(+DJI Mimoアプリ)

Osmo Pocket 3は「手軽さと映像美」のどちらも欲しい人の最適解

Osmo Pocket 3は、軽さ・画質・手ブレ補正・音質・操作性のすべてが高次元でバランスされたカメラです。カメラ初心者はもちろん、すでに一眼を持っている人の「旅カメラ」や「お出かけ専用機」としてもぴったりです。

特別な知識やテクニックがなくても、誰でも映画のような映像を記録できるOsmo Pocket 3は、まさに「次世代のカメラ」と言えるでしょう。

Osmo Pocket 3を120%使いこなす!撮影テクニック&おすすめアクセサリー完全ガイド

買っただけではもったいない!

Osmo Pocket 3は、小型ながらも本格的な機能を備えた“超ハイスペックカメラ”です。でも、ただ「録画ボタンを押すだけ」で終わってしまっては、その本当の力を発揮できていないかもしれません。

本セクションでは、「もっといい映像が撮りたい」「失敗せずに撮影したい」「便利な使い方を知りたい」と思うすべてのユーザーへ、Osmo Pocket 3をとことん活用するためのコツとアクセサリー情報をお届けします。

撮影テクニック編:初心者でもすぐに使える実践ワザ

手ブレを抑える歩き方:忍者歩き+ゆっくりパン

ジンバルが優れているとはいえ、上下動(足の上下の揺れ)は完全には補正できません。おすすめなのは「忍者歩き」と呼ばれる、ひざを軽く曲げて体を上下に揺らさず歩く方法。さらに、カメラを左右に動かす「パン」操作は、できるだけゆっくりが基本です。

コツ:ジンバルの動きは3段階の速度から選べます。初心者には「デフォルト」の中速が最も扱いやすいです。

タッチ操作でフォーカスを固定:AFシングルモードを使う

オートフォーカス(AF)は便利ですが、被写体が動いたり明暗差が激しい場面では、ピントが迷うことも。そんなときは、AFモードを「シングル」に設定し、画面上の被写体をタップして一発で固定するのがベスト。

応用技:Vlog撮影では、顔認識とタップ操作を組み合わせると、常に自分にフォーカスが合った状態を保てます。

夜景や夕焼けは「低照度モード+ノーマル画質」で

夜間や室内など暗い場所では、必ず「低照度モード」をONにしましょう。センサーの力と合わせて、ノイズが少ないきれいな映像が撮れます。

裏技:Log撮影に挑戦したい人は「HLG」や「D-LogM」を使うと編集耐性がUPします。DJI公式のLUTも無料でダウンロード可能です。

タイムラプス&スローモーションを効果的に

Osmo Pocket 3では、次の3種類のインターバル撮影が可能です。

モード名特徴
タイムラプス固定位置から一定間隔で撮影(風景などに最適)
モーションラプスカメラの角度が変化しながらのタイムラプス(ドラマチック)
ハイパーラプス自分が移動しながら撮影(街歩きの演出に最適)

また、4K/120fpsまで対応しているので、スローモーションも手軽に楽しめます。

アクセサリー編:あると便利!おすすめ周辺機器ベスト7

Osmo Pocket 3は単体でも十分使えますが、アクセサリーを加えることでさらに快適・高品質な撮影が可能になります。ここでは本体と相性抜群のアイテムを厳選して紹介します。

DJI Mic 2(無線マイク)

音質がグンと向上します。特に屋外でのVlogやインタビューでは、風切り音をカットしながら、はっきりした声が録音できます。

クリエイターコンボには1本付属。複数人撮影にはもう1本追加がおすすめ。

バッテリーハンドル

純正のバッテリーハンドルを装着すれば、駆動時間が1.6倍に。長時間の撮影や旅行先ではとても重宝します。底部には三脚穴もあり、拡張性もアップ。

Osmo ミニ三脚

テーブル撮影や定点観測、パノラマ撮影、タイムラプス撮影などで活躍。コンパクトながら安定感があります。

広角レンズ(磁気着脱式)

標準で20mm相当の画角ですが、15mm相当まで広げる広角レンズを使えば、自撮りや室内撮影でも背景までしっかり収められます。

NDフィルター&ブラックミストフィルター

NDフィルターは日差しの強い昼間にシャッタースピードを落とし、映画のような自然な動きが撮れます。ブラックミストはコントラストを抑え、やわらかい画作りに最適。

専用キャリングケース

本体、バッテリーハンドル、マイク、フィルターなどをすべてまとめて収納できる優れもの。整理整頓が苦手な人にもぴったりです。

microSDカード(推奨512GB)

高画質で長時間録画するには大容量のmicroSDカードが必要です。UHS-I U3、V30以上の規格を選びましょう。

アプリ連携でさらに便利に!DJI MimoとLightCutの使い方

Osmo Pocket 3を最大限に活かすには、スマートフォンアプリとの連携が重要です。

DJI Mimo

  • 撮影中のプレビューやカメラ操作が可能
  • 撮影後にAI編集ができる(テンプレート豊富)
  • アプリからライブ配信機能も利用可能

LightCut(DJI推奨編集アプリ)

  • AIによる自動編集が強力
  • 音楽・エフェクト・タイトル挿入が簡単
  • 編集の知識がなくても感動的な動画が完成!

少しの工夫とアクセサリーで、Osmo Pocket 3は“無敵”になる

Osmo Pocket 3は「ただ撮るだけ」でもすごい映像が撮れますが、歩き方、モードの選び方、アクセサリーの活用によって、その力を何倍にも引き出せます。

Vlogや旅行、家族との思い出、YouTube撮影まで、あなたの映像ライフをぐっと豊かにしてくれる相棒として、Osmo Pocket 3は非常に優秀なカメラです。

Osmo Pocket 3は買いなのか? 〜価格・競合・長所短所から徹底判断〜

買い物に失敗しないために

カメラを買うときに一番悩むのは、「本当にこの値段の価値があるのか?」「他の選択肢の方がよかったのでは?」という点です。

Osmo Pocket 3は、決して安い買い物ではありません。標準モデルでも約74,000円〜、クリエイターコンボは約95,000円〜と、それなりの投資です。ここでは価格、競合との違い、長所と短所を整理しながら、「このカメラは買いなのか?」という問いに、真剣に答えていきます。

価格について:高い?安い?

● 標準版:およそ 74,000円〜80,000円

● クリエイターコンボ:約 95,000円〜105,000円

金額だけ見ると、ミラーレスのエントリーモデルやGoPro上位機と同程度〜やや高価。ではなぜこの価格が「妥当」とされているのでしょうか?

その理由は、以下の「全部入りスペック」にあります。

  • 1インチセンサー(暗所や高画質に強い)
  • 3軸ジンバル内蔵(驚くほど滑らか)
  • 4K/120fps動画撮影
  • 10bit対応(色編集にも強い)
  • 回転式タッチスクリーン(自撮りにも便利)
  • スマホ連携・AI編集・ライブ配信まで対応

このスペックを一眼+レンズ+ジンバルで再現しようとすると、15万円は軽く超えるため、むしろコスパは高いと言えます。

競合との違い:なぜOsmo Pocket 3を選ぶのか?

製品名特徴価格帯
GoPro HERO13アクションスポーツ、耐久性◎約45,000円〜
Insta360 X4360度映像、遊び要素多め約57,000円〜
iPhone 15 Pro多機能スマホ、日常記録用として万能約150,000円〜
SONY ZV-1 IIYouTuber定番、ボケ表現・ズームに強い約110,000円〜
DJI Osmo Pocket 3小型・高画質・ジンバル内蔵の“全部入り”カメラ約74,000円〜

それぞれに「特化型の強み」がありますが、Osmo Pocket 3は「ブレない・きれい・軽い・簡単」をすべて実現する、いわば“万能型”です。

長所と短所を徹底比較

長所(メリット)

項目内容
画質1インチセンサーによる高精細映像。暗所にも強く、映画のような画が撮れる
手ブレ補正3軸メカニカルジンバルによって驚異的な安定感
携帯性本体179g。スマホより軽く、ポケットに入れて持ち歩ける
操作性回転式タッチスクリーン&直感的メニューで、初心者でも扱いやすい
撮影機能タイムラプス、スローモーション、パノラマ、アクティブトラックなど豊富
アプリ連携DJI MimoやLightCutでAI自動編集・ライブ配信も簡単

短所(デメリット)

項目内容
バッテリー約160分とやや短め。交換不可(モバイルバッテリー推奨)
耐久性衝撃には弱め。ジンバル部は落下に注意
ズームデジタルズームのみで光学ズーム非対応(画質劣化あり)
防水性防水ではない。屋外撮影は天候注意
日本語マニュアル初期設定でやや戸惑う人も。アプリ登録が必要

とはいえ、上記の短所は工夫やアクセサリーで十分にカバー可能です。

こんな人には「買い」

  • 日常を高画質でブレなく残したい人
  • VlogやYouTube動画をこれから始めたい人
  • 旅行や家族イベントを簡単に映像記録したい人
  • 一眼やスマホでは重すぎる・手間が多いと感じている人
  • 映像編集に興味はあるけど、難しいことは避けたい人
  • スマホの画質に不満があり、もう一歩踏み出したい人

こんな人は別の機種も検討を

  • 登山・スノボ・海などでハードな使用を想定している人(→GoPro)
  • ズーム撮影やポートレート表現を重視する人(→ミラーレスやZV-1)
  • 既に高性能スマホを使っていて、動画はあくまで“ついで”の人

Osmo Pocket 3は「生活の記録を作品に変える」1台

Osmo Pocket 3は、高画質・手軽・ブレないという映像の3大要素を、小型ボディで見事に両立しています。スマホでは物足りない人、重い機材を持ち歩きたくない人、でも映像にはこだわりたい人にとって、これ以上ない選択肢です。

旅行、家族、ペット、Vlog…Osmo Pocket 3は、日常を「見るだけの映像」から「何度でも見返したくなる記録」に変えてくれます。

あなたの毎日を、映画のように残してみませんか?

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